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自転車日本縦断


17、薩摩おごじょ お帰り


翌日、遂に鹿児島市に到着した。

伊敷町に入ると車の往来が激しくなってきた。朝のラッシュ時だった。その中を私は自転車を

走らせ、草牟田・新上橋・加冶屋町を通り高麗橋まで着いた。久し振りに見る甲突川は朝日に

キラキラと輝いていた。

9時頃、テレビ局前に着いた。

そして自転車もスタジオへ。

自転車 日本縦断生番組の撮影後、最終ゴールとしている鹿児島

市役所前まで、夕方のテレビニュースの撮影を

受けながら私は自転車を走らせた。市役所に

着くとそこには驚くばかりの多くの人たちが

私の帰りを待っていてくれた。

そして市役所の助役さん他、多数の職員の方々

が笑顔で迎えてくれた。大きな拍手が沸き起こ

った。私は両手で抱えきれないほどの花束を持ち、

会議室で各新聞社のインタビューを受けた。

自転車 鹿児島最後に、

「もうご質問ございませんか?」

と私は切り出した。













そして次の日私は鹿屋市まで往復した。






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     エッセイ集目次

1 私の日常生活

2、薩摩おごじょ

3、国内の旅


4、海外の旅

5、自転車日本縦断の旅

6、普賢岳の千羽鶴

7、阪神淡路大震災

8、私の服飾観


9、命が延びる食生活

10、思い出は霧に包まれて

11、世界で一番大好きな


12、高隈山 戦争


13、松竹梅 一本松