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薩摩おごじょ


 第十四章 

  東西文化論
 
             
ここで東西文化論を少し考えて見ますと、真っ先に頭に浮かぶのは世界が融合
 
している音楽や芸術そして演劇などですね。
 
それに食文化、服飾文化、教育と言った人間の頭脳に愛、夢、祈り、感動と

言ったすばらしいものは人間社会が長い年月をかけて生み出した、慣習やそ
 
の事柄に対して一定の仕組みの中で考えたり行動をしたりしている事だと思い
 
ます。
 
文化とは大変高度な位置にあると言う事ですね。
 
ここでは絵画に目を向けて見ますと、
 
まず写生をする個人が感性されたそれぞれの自己表現を筆に託すものと思い
 
ますので、一方見る側はどうかといいますと自分の中に眠っている物を気付か
 
せてくれる心の動きがあるわけですね。


タイ 絵画
 


音楽もまた同じ感情だと言えますが、あの演奏の組み合わせによって巻き起こ
 
るそれぞれの個人感情の度合によって、世の中にはこんなにも自分を癒してく

れるものはないと思ったりして、
 
僕も私も強く生きようーー
 
人に優しく接しましょうーー
 
と音楽は私たちに希望と生きることへの約束見たいな事を、提案してくれてい
 
るかのようにそんな思いが致します。
 
又音楽は生きるための源を気持ちのいい状態に語りかけてくれているようでも
 
ある。
 
それは手で受けとめる事が出来ない心の安らぎになりますね。
 
芸術も音楽もそしてスポーツも視覚聴覚で捉えるものは世界が融合して、人
 
々の心に夢や情熱そしてと生きるための大きなエネルギーを与え続けてくれ

ている事には違いありません。
 
感動しますね。
 
 








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    エッセイ集目次

1 私の日常生活

2、薩摩おごじょ

3、国内の旅


4、海外の旅

5、自転車日本縦断の旅

6、普賢岳の千羽鶴

7、阪神淡路大震災

8、私の服飾観


9、命が延びる食生活

10、思い出は霧に包まれて

11、世界で一番大好きな


12、高隈山 戦争


13、松竹梅 一本松