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薩摩おごじょ


  第十三章  

   バランスA 
 
             
「日本の国の花は桜と菊ですね。」
 
朝顔●「自分たちの国にも桜と菊がありますように、

他国にも州の花や国花と言つたようにそれぞれ

花を国の抽象として掲げていることは、全世界の

国が平和を願う事は大きな意義があり、私たちに

とっても大変喜ばしい事と思います。
 
そして長い花の歴史もそれぞれの各民族が持つ

神話や伝説などとしてその国の宗教や又風習と

言ったきっても切れない持続性などがそこに存在

し、或いは書物などから長い間伝承されてきたもの

でありまして、同じ花でもそれぞれ各花の意味が

異なると言うのは当たり前のことだと思います。
 
「それを考えますと私たちの国の中のそれぞれの想いと言うのが理解できますし
 
長い間歴史は手の平の上で社会が成り立ってこれまで変わることなく伝承し
 
てきたのですね。」
 
●「そうですね。ですから歴史や文化は私たちの生活空間に密接な関係を持ち
 
潤いをあたえ続けているのです。たとえ言葉が違っても花の言葉の意味が違って

も、花を愛することには変わりはございません。自然界からの贈り物を自分たち

の抽象としていることがそこに意義があり、平和の証として世界が花を愛する

心のように一体になっていることが全世界の共通点だと思います。」










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     エッセイ集目次

1 私の日常生活

2、薩摩おごじょ

3、国内の旅


4、海外の旅

5、自転車日本縦断の旅

6、普賢岳の千羽鶴

7、阪神淡路大震災

8、私の服飾観


9、命が延びる食生活

10、思い出は霧に包まれて

11、世界で一番大好きな

12、高隈山 戦争


13、松竹梅 一本松